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神VPN:NordVPNを徹底的に解説!機能一覧・プラン毎の詳細とおすすめする理由

11月 21, 2021

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実力派VPNといえば、NordVPN(ノードVPN)

VPNツールは、世の中にたくさん出回っていますが、Nord VPNはその中でも優秀なものに分類されます。

本記事では、Webアプリの開発やセキュリティ対応を20年以上経験している僕が「実力派VPN:Nord VPN」を徹底的に説明します。

NordVPNの使い方やその他機能も、本記事内でまとめています。本記事下部の「NordVPNの使い方・各機能の詳細説明」に記載していますので、ご確認ください。NordVPNの特長を以下に示します:

同時に利用できる端末台数 6
サーバ数 5,500台以上
サーバを設置している国の数 59カ国
暗号化 軍事レベルの暗号化方式を採用
キルスイッチ あり
ノーログポリシー あり
既知の危険サイトのブロック あり
スピード 業界最高峰のスピード
独自のVPN環境の構築(Meshnet、メッシュネットワーク) あり
スプリットトネリング あり(WindowsとAndroidのみ)
ブラウザ拡張 あり(Chrome,Firefox,Edge)
対応OS Windows,Linux,Mac,iPhone,Androidなど
どこの国の会社? パナマ企業
価格 2年間のプランで月額$2.99(約440円)
返金ポリシー あり。購入から30日以内なら返金可
2年間のプランで月額$2.99(約440円)

NordVPNのサイトを確認

NordVPNはTIME誌の「THE BEST INVENTIONS OF 2022」(2022年最高の発明、アプリ部門)に選出されました。

普通にインターネットを使用した場合の危険性

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インターネットに接続した場合の危険性

インターネットの普及に伴い、悪い人たちもインターネットを使用する様になりました。そういった人たちは、ネット環境を悪用して、色々と悪いことが簡単にできます。具体的には、公衆Wifi等の公の環境を使用すれば、以下の様なことが簡単にできます:

通信を盗み見る

URLの頭にHTTPSが付いていますよね?

「このサイトは、SSL/TLS化しているから安全です」と強調しているサイトが多くありますが、実は安全ではありません。

今では、そこら中にある公衆Wifiを経由してインターネットにアクセスできますが、途中でSSL通信の中身を覗き見ることができます。ID、パスワード等を盗むことは簡単にできます。

通信の間に入る、ウィルスをダウンロードさせる

通信を覗き見る・盗み見ることができると、通信の間に入り、別のサイトへ誘導することも難しくありません。

そうすることにより、知らないうちに、コンピュータウィルスやランサムウェアに感染して、大切な情報が外部へ流出してしまったり、特定の制限をかけて不自由な状態にした上で、身代金を要求されるケースがあります。

パソコンが乗っ取られる

危ない回線を使い、データを抜き取られると、最悪パソコンを乗っ取られる可能性があります。

最近では、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫さんがパソコンを乗っ取られたことがニュースになりました。

以下、Yahoo!ニュースより、東国原英夫さんのコメントを一部抜粋:

「僕の責任なのだが、PC上に『ウィルス感染の警告』が出て、うっかりクリックしてしまい、サポートセンターに電話した。それがいわゆる『サポート詐欺』で、PCの先生に相談し対応してもらったが乗っ取られた」

livedoor NEWS

安全な通信を実現するVPN

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VPN

上記の様な問題は、すべて通信に関連したものです。

特に公衆Wifiを使用した環境では、情報が抜き放題となり、非常に危険です。そんな時には、公衆Wifiでも「通信を暗号化」して、「安全な通信」を実現してくれるVPNが「心強い味方」となります。

VPNとは

VPNとは、Virtual Private Networkの略です。その名の通り、ネットワーク上に仮想の専用ネットワークを構築し、安全にデータのやりとりを行うための技術です。VPNには、大きく分けると、インターネットVPNとIP-VPNの2種類あります。

インターネットVPN

インターネットVPNとは、インターネット上にVPNを構築して、通信します。IP-VPNと比較すると、インターネット回線の速度に影響を受けますが、専用の機材は不要のため、安価でいて、確実に通信を暗号化できます。

IP-VPN

IP-VPNとは、通信事業者が保有する専用ネットワークを使用して通信します。企業内の拠点間(本社と支店間など)のネットワークを構築する際に使用します。専用の機材が必要となります。

NordVPNは、インターネットVPNの一種です。

ブラウザのシークレットモードとの違い

ブラウザのシークレットモードは、通信を隠蔽(シークレット)してくれる様な印象を受けますが、ブラウザ内に閲覧履歴やクッキーを残さない設定です。

あくまでも、ブラウザ内だけの話であるため、通信に関しては、普通のブラウザと同じ様に隠蔽できません。一方、VPNは、ブラウザレベルでなく、もっと下の「通信レベル」で傍受されないための技術です。

ブラウザと通信は別物のため、単純に比較はできませんが、暗号化して安全な通信を実現するVPNの方がセキュリティは高いといえます。

VPNで実現できること

VPNを使用すると、「安全な通信の実現」と「日本では閲覧不可のものを閲覧(Netflixのジブリ作品など)」できます。

公衆Wifiでも安全にインターネットに接続できる

VPNを使用すると、スマホやノートパソコンからVPNサーバまでの通信が暗号化されます。そのため、公衆Wifiを使用しても、安全にインターネットに接続できます。

特定の国では見れないサービスを利用できる(動画サービスなど)

VPNを使用すると、外部からは、接続元がVPNサーバと認識されます。VPNのこの特徴を利用すると、Geo-blocking(ジオブロッキング)を回避して、日本からは閲覧制限されているNetflixのコンテンツ等を閲覧できる様になります。

Geo-blockingは、アクセス元の地理的な位置情報に基づき、閲覧できるインターネットコンテンツを制限する技術です。

例えば、Netflixのジブリ作品などは、Geo-blockingにより、日本からは閲覧できません。この場合、日本のユーザがVPNを経由して、「ジブリ作品が閲覧できる国」(ドイツなど)からNetflixにアクセスすれば、該当のコンテンツを閲覧できる様になります。

実力派VPN:NordVPN(ノードVPN)が提供する機能

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NordVPN Logo

VPNを使用すれば、「安全に通信ができる」ことを分かっていただけたと思います。しかし、VPNツールも色々と種類があり、どれを選ぶか迷います。

17年以上VPNツールを使用してきた経験からいうと、NordVPNをおすすめします。

NordVPN(ノードVPN)とは:Nord Security社とNordVPN

NordVPNとは、Nordsec Ltd.(Nord Security)社が提供しているVPNソフトウェア・サービス名です。同社は「インターネットをより良いものにすること」をミッションに掲げています。

2022年2月にNord Securityと同業のSurfSharkは合併することを「NordVPNのブログ」で発表しました。両社は新たに「Cyberspace」という親会社を設立し、その傘下に入ります。

運営者情報

VPNサービスを提供している企業には、運営者情報を匿名にしているところもありますが、Nord Security社の経営陣のプロフィールは全て「NordVPN - About US」に表示されています。2012年に設立された企業なので経営陣は若い!創設者、管理者は全て公開されています。Linkedinからもプロフィールを確認できます。

VPN人気No.1のNordVPN

2022年12月現在、Google Trend(グーグルトレンド)を基に、主要なVPNのトレンドを確認したところ、11月最終週の人気度は、NordVPN「89」、Surfshark「24」、ExpressVPN「21」と文字通り「他を寄せ付けない」人気度を誇っています。

NordVPNがここまでの人気を誇る理由は、「多くのユーザに信頼されるサービス」を「安心できる価格帯」で提供しているためです。

優秀なVPNは、アクセスポイントを常に増やしています。ほぼすべてのVPNプロバイダは、日本国内のアクセスポイントは「東京」だけですが、NordVPNは2023年1月より「大阪」のアクセスポイントを新設し、提供しています。

VPNの人気度
VPNの人気度

VPNを社会貢献のために無償提供

Nord Security社は、インターネットアクセスが厳しく制限されている国で活動しているNPO、人権活動家やジャーナリストに無償でVPNサービスを提供しています。同社はこれを「Emergency VPN program」と呼んでおり、該当者はEmergency VPN programサイト(英語)から申請することで「6カ月間」無料でNordVPNを使用できる様になります。

有力メディアへも投稿

Nord Security社が投稿した記事は、老舗ニュースサイト「ITmedia」や「Yahoo!News」などにも掲載されています。

VPN Trust Initiative創設メンバ

同社は2019年12月に、VPN Trust Initiative(英語サイト)を立ち上げた創設メンバの一員です。

VPN Trust Initiativeは、「サイバーセキュリティに関する啓蒙活動とVPN業界全体の品質基準の設定を目的」とした組織です。VPN Trust Initiativeの創設メンバということからも、Nord Security社は、VPNの透明性と安全を重んじた企業といえるでしょう。

以降、NordVPNが提供する「VPNの機能」、「デメリット」、「料金」をお伝えします。

安心セキュリティ

NordVPNは、VPNサービスの中でも、高いセキュリティを誇ります。高いセキュリティを保てる理由を説明します。

解読困難な暗号化による通信

NordVPNを使用した通信は、AES-256、IKEv2/IPsec及び、OpenVPNを組み合わせて暗号化され、通信が行われます。

AES-256

現時点で最高レベルの暗号強度といわれています。

解読するには、現在最高の計算速度を有するコンピュータでも、何十億年かかるといわれています。

IKEv2/IPsec

強力な暗号化アルゴリズムと暗号化鍵を採用し、スーパーコンピュータでも、解読ができないといわれています。

インターネットプロトコルセキュリティとも呼ばれています。

暗号化は処理時間がかかるものですが、 IKEv2/IPsecは、AES-256互換のセキュリティを保ちつつ、高速に処理できる様になっています。

OpenVPN

オープンソースで開発されているVPN通信用のソフトウェアです。

ソフトウェアの基となるソースコードを公開して開発を進めているため、世界中の人からレビューを受け、安全性を保っています。

DoubleVPN、難読化サーバー、Tor Over VPN(オニオン・オーバーVPN)など、多様なVPN機能を搭載

DoubleVPN

2つのVPNサーバーを経由して、インターネット接続とトラフィック送信を行います。

暗号化が二重で行われる(それぞれのVPNサーバで行われる)ため、より安全に通信ができます。

1つ目のVPNサーバーがIPアドレスを変更し、2つ目のサーバーでは接続元に関する情報は保持しません。

難読化サーバー

ある通信がVPNを使用した通信かは、通信単位のパケットを見ることで分かります。

難読化サーバーを経由することにより、NordVPNを使用した通信がVPN通信ではない様に追加の暗号化を行います。

これにより、中国など、厳しい制限を受けている国でも、安全に外部と接続できます。難読化サーバーを使用するには、専用の設定が必要となります。

Tor Over VPN

NordVPNから「更に接続経路を匿名化するThe Onion Router(Tor)」に接続し、更なるセキュリティを提供します。

また、ダークウェブにアクセスするためには、通常はTorブラウザを使用する必要があります。

しかし、Tor Over VPNを使用すると、ChromeやFirefoxなど、通常のブラウザからダークウェブにアクセスできる様になります。

CyberSec

フィッシング詐欺やマルウェアなどを配布する既知の危険なウェブサイトをブロックします。また、マルウェアに感染してDDoS攻撃に加担することを防ぎます。更に、ポップアップ広告・自動再生広告等の宣伝を隠し、ユーザを保護します。

Dark Web Monitor(ダークウェブモニタ)

登録したメールアドレスがダークウェブ上に流出していないかを確認し、通知してくれます。通知を受け取った直後は、メールアカウントやSNSアカウントに2段階認証を導入して、アカウントの不正利用を事前に防ぐことができます。

脅威対策

Nord VPNには、他のVPNツールが提供していない「脅威対策」機能が提供されています。これにより、パソコンをコンピュータウィルスなどから保護してくれます。具体的には、以下の機能が提供されています:

  • マルウェアに感染したウェブサイトのブロック
  • 悪意のある広告を非表示
  • アンチウィルス

「脅威対策」は長らく「ベータ版」として提供されていましたが、現在は「正式版」として使用できる機能となっています。スマホ向けに、脅威対策Liteも提供されています。

「脅威対策」機能は、常に更新されており、2023年3月1日現在では、二重拡張子のウィルスを検知できるようになりました。

二重拡張子とは、「CAT.GIF.exe」の様に、gif画像の様に見せかけたウィルスです。Windowsデフォルトの拡張子を隠す設定をしている場合、該当のファイルは「CAT.GIF」と表示され、画像ファイルに見えてしまいます。「脅威対策」機能は、こうした二重拡張子による不正なウィルスも検知できるようになりました。

「脅威対策」は、NordVPNサーバに接続していない状態でもパソコンを保護してくれる機能です。「脅威対策Lite」は、スマホからNordVPNサーバに接続している間のみ、スマホを保護してくれる機能となります。将来的には、スマホ版にも「脅威対策」が提供される予定です。

データ保護

NordVPNの評判が高い理由の一つが、ノーログポリシー等を通じて、データ保護を徹底している点にあります。データ保護の観点からNordVPNの強みを説明します。

ノーログポリシー

NordVPNは、利用者の情報をログに残さない「ノーログポリシー」を採用しています。

VPNサービス提供企業の中には、ノーログポリシーといいつつ、接続元のIPアドレス、アクセスしたウェブサイト、Googleの検索文字列などを収集・分析している場合があります。

これは、個人情報の流出につながったり、ID・パスワードが流出したり、最悪の場合は「クレジットカードが不正利用される」ことも起こり得ます。

NordVPNは、その様な不安を払拭するため、世界四大監査法人の一角、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)に外部監査を依頼し、「ノーログポリシーに違反した形跡は見られなかった」との監査結果を受けています。NordVPNは、「ノーログポリシー」の監査を受けたVPN業界初の事例です。

PwCのレポートは、NordVPNアカウントを作成すれば、購入しなくても閲覧できる様になっています(英語版を閲覧できます)。

キルスイッチの実装

NordVPN以外の接続をアプリが試みた場合は、その接続を瞬時に検知し、ブロックします。これにより、保護されていない通信によるデータの送受信を防ぐことができます。

ファイブアイズ、フォーティーンアイズといった連合の加盟国ではないパナマ所在の企業であるため、加盟国に課されるデータ保持の義務・情報提供の義務がない

ファイブアイズとは、米国、英国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの間で結ばれた協定です。各国は、諜報情報をお互いに共有しており、エシェロンという世界的な通信傍受システムを共同で運用していることでも知られます。ファイブアイズ加盟国配下のVPNサービス提供企業は、各国から要請があれば、通信情報を提供する必要があります。

フォーティーンアイズとは、欧州諸国14か国で構成されており、他の加盟国が収集した自国民に関する情報を収集することを可能としています。

NordVPNを運用する Nord Security社は、パナマ所在の企業であり、上記の組織には参加していません。そのため、加盟国に課されるデータ保持・提供の義務はありません。

動画&ダウンロード

NordVPNを使用すると、セキュリティが向上するのは、これまでに説明した通りです。しかし、NordVPNを使用するメリットは、それ以外にもあります。

ここでは、海外動画の閲覧と通信速度の観点から、NordVPNの強みを説明します。

VPNを使用すると、セキュリティが向上する分、通信速度が遅くなりますが、NordVPNにはそれ以外にも使用するメリットがあります。

地域限定のNetflixコンテンツの視聴

Netflixなどの動画提供サービスには、「特定の国からの閲覧を制限」(ジオブロッキング)しているコンテンツがあります。一番わかりやすい例が、Netflixのジブリ作品ですね。日本からは、Netflix上のジブリ作品は閲覧できません(涙)。

しかし!NordVPNを使用して、ジオブロッキング制限がかかっていない国からNetflixへ接続すると、ジブリ作品が閲覧できる様になります。

VPNを使用したジオブロッキング制限の解除は、Netflixが公認しており、Netflixのヘルプにも掲載されています。詳細はNetflixヘルプセンター「Netflix - VPN経由で映画やドラマを視聴する」(日本語)をご確認ください。

NordVPNは、VPNサービス提供企業の中でも、最も多く、ジオブロッキングされたコンテンツが閲覧できる様になっています。

業界最高レベルのスピード

VPNを経由したインターネット接続では、暗号化が必要な分、通信速度は落ちます。しかし、NordVPNは、VPNの中でも、業界最高レベルのスピードで通信できます。そのため、動画コンテンツも問題なく閲覧できます。

ただし、接続先の国によっては遅くなる可能性があるため、もし、特定の国で接続が遅いと感じた場合は、別の国やアクセスポイントを経由して、コンテンツにアクセスしましょう。

2022年12月に、日本国内から日本のNordVPNサーバに接続して、処理速度を確認しました。使用したインターネット回線は、家庭用のSoftbank 光回線です。処理速度は、Googleと提携しているM-Lab(Measurement Lab)サイトを使用しました。

NordVPNなしの場合とNordVPNありの場合とで処理速度を確認した結果、ダウンロード・アップロードは以下の結果となりました。動画視聴やゲームなどは、ダウンロード速度の影響を大きく受けますが、VPNありの場合でも、VPNなしの場合と比較して、大きな速度差はありませんでした。

また、複数回、以下の速度テストを実施しましたが、いずれも同じ様な結果となりました:

 ダウンロード速度アップロード速度
NordVPN(日本サーバ)接続前75.7Mbps75.5Mbps
NordVPN(日本サーバ)接続後64.3Mbps36.6Mbps
NordVPN接続前・後のダウンロード・アップロード速度
NordVPNなしでインターネットに接続した場合
NordVPN(日本サーバ)接続前
NordVPNあり(日本サーバ)でインターネットに接続した場合
NordVPN(日本サーバ)接続後

NordVPN接続前と後では、NordVPN接続前の方が通信速度は速くなっています。しかし、上記のGoogleの説明にもある様に、どちらもインターネット速度は非常に高速で、複数のデバイスでHD動画のストリーミング、ビデオ会議、ゲームをしても、通信速度には問題ないレベルとなっています。

スマホ・モバイルやLinuxにも対応

Windowsはもちろん、スマホ・モバイル(iPhone・Android)やLinuxでも、使用できます。

5409台以上のサーバーを60カ国で運営

日本国内だけでも、2023年1月31日現在で、100以上の接続先があることを確認しています。

また、他のVPNプロバイダは、東京しかサーバーが設置されていませんが、NordVPNであれば、大阪にもサーバーが設置されています。

自分の住むエリアにより、接続するサーバーを使い分けると更に快適にインターネットに接続できます。

VPNスプリットトンネリング(WindowsとAndroidのみ)

VPNスプリットトンネリングとは、一部の通信をVPNで、それ以外を通常の回線で通信をすることです。

例えば、ChromeはVPN、FireFoxは通常の回線で通信をする、など。VPNスプリットトンネリングには、3種類あります:

  1. アプリ除外
    全ての通信をVPN経由にして、指定したアプリだけを通常の回線で通信
  2. 逆スプリット
    指定したアプリだけをVPN経由にして、それ以外は全て通常の回線で通信(現時点でWindowsのみサポート)
  3. URL指定
    ブラウザ通信をVPN経由にするが、指定したURLだけは通常の回線で通信

ブラウザ拡張機能(Chrome、FireFox、Edge)

現在主流なブラウザであるChrome、FireFoxとEdgeの拡張機能(プラグイン)としてインストールすることもできます。VPNへの接続も、ブラウザからワンクリックでできて大変便利です。

その他

メッシュネットワーク(Meshnet)による独自のVPN環境の構築

NordVPNがリリースした新機能「Meshnet(メッシュネットワーク)」を使用すると、自分のPCにVPN環境を簡単に構築できます。

接続できるユーザは、こちらから招待したユーザのみ。また、招待したユーザは「自分が構築したVPN環境」経由で、インターネットへ接続します。これにより、世界中どこにいても、LAN環境を構築できます。また、招待したユーザなら、誰でも、どこでも、ファイル共有やLANパーティ ゲームを開催できる様になります。

Meshnet(メッシュネットワーク)を使用するには、NordLynxプロトコルを使用する必要があります。また、最大60台のデバイス(自分のデバイスを10台、外部デバイスを50台)をリンクできます。Windows、Android、iPhone、macOS、Linux OSに対応しています。

最低限の日本語サポート

NordVPN は、ソフトウェアの日本語化、サポートの日本語化がされた数少ないVPNサービスです。自動翻訳ツールを使用したサポートになりますが、ちゃんと返金もできることを確認しています。問い合わせをしたいけど不安な方は、Google 翻訳を駆使してチャットするとよいでしょう。

カンタン操作

NordVPNは、シンプルで、簡単に操作できるデザインとなっています。地図上の国を選択するだけで、その国からVPN接続経由で、インターネット接続ができる様になります。

NordVPNは、2022年9月にVPNソフトウェアのユーザインターフェイス(見た目)を刷新し、更に使いやすいVPNソフトウェアとなりました。

NordVPN Windows版スクリーンショット
NordVPN Windows版スクリーンショット(2022年11月最新版)

NordVPNの同時接続台数は何台?→6台まで

同時接続は、6台まで可能となっています。1人が使用するのであれば十分だと思いますが、別途VPNルーターを購入して、そこからインターネットへ接続する様にすれば、7台以上の接続が可能です。VPNルーターは、専用ルーターを購入するか、ルーター構築する必要があるため、ハードルは高いかもです。

NordVPN(ノードVPN)を使用するデメリット

上記の様な業界内でも多くの機能を提供するNordVPNですが、使用するデメリットもあります:

デフォルト遅くなる

どのVPNサービスを使用しても、使用しない場合と比較して、インターネットの接続速度は遅くなります。しかし、NordVPNは、VPN業界の中でも「安定して速い」部類に入るため、動画視聴も問題ありません。万が一、満足するスピードがでない場合は、購入から30日以内であれば、返金に応じてくれます。

接続する国によっては更に遅い

こちらもどのVPNサービスも変わりませんが、接続する国が物理的に離れれば離れるほど、接続速度が遅くなる傾向にあります。NordVPNもヨーロッパ諸国に接続すると、速度が遅くなります(涙)。

NordVPN(ノードVPN)の評判と口コミ

VPNなどのソフトウェアを購入する時は、事前にそのVPNの評判と口コミを確認しておくことをおすすめします。

理由は簡単。VPNやその他ソフトウェアがまともに動作しないことが多々あるから。返金制度があるとはいえ、せっかく購入したVPNがまともに動作しないと落胆しますよね。

そこで「NordVPN(ノードVPN)」を使用しているユーザのリアルな声を集めました。僕自身の評価も一部載せていますので、ぜひ参考にしてください。

とにかく速い

NordVPNは、とにかく速い。実際にユーザの評判と口コミを見てみましょう:

オンラインゲームでは、スピードが命。NordVPNはオンラインゲームに要求されるスピードを十分に発揮してくれます。

2022年のワールドカップをNordVPN経由で閲覧した人も多いと思います。

Abema Primeも十分なスピードで閲覧できます。

NordVPNの速度に感動しているユーザの声。

ちなみに、マイIPは、日本国内で提供されているVPNです。

こちらの方は、スピードも計測しています。

NordVPNありなし、ほとんどネット接続のスピードに大差ありません。

国内産のVPNプロバイダからNordVPNに切り替えている方も多くいます。

すべての商品・ソフトウェアに当てはまるわけではありませんが、VPNに限って言えば、圧倒的に海外産であるNordVPNをおすすめします。

NordVPNは、VPNプロバイダとしての経験も豊富で、ユーザのニーズに答えることのできる数少ないVPNです。

安い

NordVPNは、数多くあるVPNプロバイダの中でも、安くVPNを提供しています。

月額費用に関するユーザの評判・口コミを見てみましょう:

NordVPNとDAZN(スポーツ専門の配信サービス)の組み合わせは、WOWOW+SPOTVよりも安い。

スポーツ観戦が好きな方は、NordVPNを使用してお安くサッカーなどを視聴している印象があります。

NordVPNは速度も安定し、月額も安い。

更には、こちらの口コミの様に、通信を暗号化しているので公衆Wifiでも安全に使用できるメリットもあります。

NordVPNは、頻繁にセールをやっています。こういったセールス期間に購入するのもありです!(大体年間を通して、何らかのセールをやっています)

また、あまり知られていませんが、サブスクリプションが切れる前に、数ヶ月無料になるクーポンを配布することもあります。

NordVPNの契約が切れる数ヶ月前からメールを確認する様にしましょう。

ジオブロックもきちんと解除

NordVPNは、ジオブロックもちゃんと解除します。

ジオブロックの解除に関するユーザの評判・口コミを見てみましょう:

NordVPNは、ちゃんとジオブロックを解除してくれます。

VPNによっては、ジオブロックを解除できない場合がありますが、NordVPNは安心して使えます。

海外のNetflixでしか配信されていない番組や映画は多くあります。

NordVPNを使用すれば、ジオブロックを解除して、日本からは閲覧制限されているNetflixのコンテンツ等を閲覧できる様になります。

ジオブロ(ジオブロック)で、アクセスしたいコンテンツを閲覧できず、悩んでいる方は多いです。特に海外にいる方が、日本のコンテンツを閲覧できずに、悩むケースが多く見受けられます。

NordVPNは「ジオブロックをしっかり解除してくれるVPN」として、海外在住者からも認識されています。

NordVPN(ノードVPN)の料金プランとその詳細

NordVPNの料金プランは、スタンダード/プラス/コンプリートの3プランに分かれています。また、それぞれ1カ月/1年/2年の契約期間から選べるようになっています。少し試してみたい、という場合は1か月プランでもOK。購入してから30日以内であれば、返金に応じてくれます。

NordVPNの購入はこちらからどうぞ。

スタンダード/プラス/コンプリートの3プランの料金と内容を以下に示します:

スタンダードプラン プラスプラン コンプリートプラン
1ヶ月プラン ¥1920 ¥2070 ¥2220
1年プラン ¥660 ¥810 ¥960
2年プラン ¥440 ¥590 ¥740
30日間返金保証 あり あり あり
セール 63%オフ
機能 VPN
マルウェア保護
トラッカー/広告ブロッカー
パスワード管理アプリ
情報漏洩スキャナー
1TBクラウドストレージ

NordVPNのサイトを確認

価格は、為替の変動により、日々変化します。上記は、2022年12月11日現在の料金となります。また、どのプランもVPNの機能は同じものが提供されています。スタンダード/プラス/コンプリートの3プランの詳細を以下で説明します:

スタンダードプラン(おすすめ)

スタンダードプランでは、以下の機能が提供されています。VPN、脅威対策、ダークウェブモニタ、メッシュネットワークだけであれば「スタンダードプラン」で十分に満足できる内容となっています。:

  • VPN
  • マルウェアからスマホを保護
  • トラッカー&広告ブロッカー機能

また、スタンダードプランを契約後も、後からプラスプランやコンプリートプランにアップグレードできる様になっています。

プラスプラン

プラスプランでは、以下の機能が提供されています:

  • VPN
  • マルウェアからスマホを保護
  • トラッカー&広告ブロッカー機能
  • クロスプラットフォーム対応のパスワード管理アプリ
  • 情報漏えいスキャナー

プラスプランは、スタンダードプランに比べて、パスワード管理アプリと情報漏えいスキャナーが提供されています。パスワード管理アプリは、スマートフォンやPCなどのデバイスをまたがって、ID・パスワードを管理できる便利なアプリです。

仕事で頻繁に海外に行く方は、海外でスマートフォンを使用すると、普段は認証が不要なアプリが、ID・パスワードの再入力を求められた経験があると思います(不正アクセス防止のための機能)。この場合、普段入力していないID・パスワードを思い出せないケースが多々あります。そんな時は、パスワード管理アプリが心強い味方となってくれるでしょう。

情報漏えいスキャナーは、自分のパスワードやクレジットカード情報が、インターネット上に漏えいしていないかを確認できる機能です。情報漏えいが確認された場合、リアルタイムで通知してくれる心強い味方です。

コンプリートプラン

コンプリートプランでは、以下の機能が提供されています:

  • VPN
  • マルウェアからスマホを保護
  • トラッカー&広告ブロッカー機能
  • クロスプラットフォーム対応のパスワード管理アプリ
  • 情報漏えいスキャナー
  • 1TB(暗号化)クラウドストレージ

コンプリートプランは、パスワード管理アプリや情報漏えいスキャナーに加えて、1TBのクラウドストレージが提供されます。データは暗号化されているので安全・安心です。

クラウドストレージは、必要なデータをいつでも、どこからでもアクセスできるため、移動が多い方には特におすすめです。

NordVPNのスタンダード/プラス/コンプリートの3プランの料金と内容を再度、以下に示します:

スタンダードプラン プラスプラン コンプリートプラン
1ヶ月プラン ¥1920 ¥2070 ¥2220
1年プラン ¥660 ¥810 ¥960
2年プラン ¥440 ¥590 ¥740
30日間返金保証 あり あり あり
セール 63%オフ
機能 VPN
マルウェア保護
トラッカー/広告ブロッカー
パスワード管理アプリ
情報漏洩スキャナー
1TBクラウドストレージ

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どのプランにすればよいか迷った場合は、どの契約期間を選んでも一番安い「スタンダードプラン」がオススメです。

支払い方法

NordVPNの支払い方法は、クレジットカード、電子決済、仮想通貨の3種類に大きく分けることができます。

利用できる支払い方法の一覧を以下に示します:

お支払い方法 お支払い種類/場所
クレジットカード VISA
Mastercard
JCB
AMEX
Discover
銀聯(UnionPay)
デビットカード Debit Mastercard
電子決済 Google Pay
iTunes
Amazon Pay
Paypal
仮想通貨 Bitcoin(BTC)
Ethereum
Ripple(XRP)
現金 アメリカの小売店(Walmart)など。※日本では現金払いは不可

NordVPNの支払い方法としては、クレジットカード、デビットカードや仮想通貨まで利用できるようになっています(日本国内では現金払いはできません)。いつも使い慣れている方法でお支払いすることができます。

NordVPNの使い方・各機能の詳細説明

NordVPNの使い方やNordVPNの機能に関しては、別の記事で深掘りして説明しています。もしよければどうぞ:

「安全な通信」と「海外動画サービスの利用」はNordVPNで決まり!

nordvpn

NordVPNは、VPN業界内でも大手で、安全に使用できるVPNとしてオススメします。

NordVPNを使用して、「匿名性の高い安全な通信」と「日本では観ることのできない地域限定のNetflix動画」を楽しみましょう!

最後に、NordVPNのポイントをおさらいします。

同時に利用できる端末台数 6
サーバ数 5,500台以上
サーバを設置している国の数 59カ国
暗号化 軍事レベルの暗号化方式を採用
キルスイッチ あり
ノーログポリシー あり
既知の危険サイトのブロック あり
スピード 業界最高峰のスピード
独自のVPN環境の構築(Meshnet、メッシュネットワーク) あり
スプリットトネリング あり(WindowsとAndroidのみ)
ブラウザ拡張 あり(Chrome,Firefox,Edge)
対応OS Windows,Linux,Mac,iPhone,Androidなど
どこの国の会社? パナマ企業
価格 2年間のプランで月額$2.99(約440円)
返金ポリシー あり。購入から30日以内なら返金可
2年間のプランで月額$2.99(約440円)

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