こんにちは、ケニーです。
つらい社会人「仕事が頭から離れない、休日もゆっくり休めず、つらい・・・。本当につらい…。」
仕事が頭から離れない、そのおかげで休日もゆっくり休めない、こんな悩みに答えます。
僕は、社会人歴17年以上、海外勤務の激務も経験してきました。
海外勤務中は、毎月の残業時間は200時間オーバー。海外なので36協定も、労基もない。まさに無法地帯w
その時は、仕事が頭から離れない状態が続きました(悲)。
そんな時の経験も踏まえて、仕事が頭から離れない時にどうすればよいかを記事にしました。
僕と同じ様な状況の方は、僕に3分ください。仕事が頭から離れない状態から脱出した方法を教えます。
この記事は、こんな人向けです
・仕事が頭から離れない状態で、休めない人
・休み明けも休めた気がしない人
・絶えず仕事をしていることに対して、疑問を感じる人
日本人は疲れている
この記事を読んでいる方は、毎日、仕事で疲れているのではないでしょうか。
仕事で疲れてくると、体の不調が始まる→心の不調が始まる→考え方がネガティブになる。
そして、つらい考えで頭が埋め尽くされます。仕事が頭から離れない状態になります。
そうなる前に休みましょう(真剣)。
土日以外にも、体調が優れないという理由で、2、3日休みましょう。(会社や上司へはちゃんと説明する必要がありますが)休まないと、あなたが潰れてしまいます。そんな状態なのに、休ませてくれない会社はブラック企業です。
他の国を見てみましょう。
マレーシアの場合
今や日本よりも成長力のあるマレーシア。イスラム教を国教としています。
イスラム教の人は、仕事中でもお祈りに行きます。金曜日は、男性のみ礼拝所でのお祈りが義務付けられているため、午後は1時間以上不在となることも多々あります。また、仕事中であっても、家族を迎えに行くため不在になることもありますし、基本は定時退社です。
移動の基本は車のため、交通渋滞や事故に巻き込まれて、打ち合わせに遅れることも多々あります(最近は、だいぶ交通機関が発達したため、電車を利用する人が増えましたが)。
こちらのミスで仕事の結果に対して、お客様からおしかりの言葉をいただくこともありましたが、最後は、「たかが仕事だからね」で終わります。仕事そのものの考え方が日本人とは異なります。
イングランドの場合
イングランドでは、仕事中であっても、金曜日のお昼の時間からお酒を飲む習慣があります。気軽に転職をして、何か問題があれば、更に転職をする方も多くいます(全員がそうだという訳ではありませんが…)。
そして、サッカーの試合がある日は、みんな定時ダッシュ(笑)
仕事が頭から離れない、というよりは、サッカーが頭から離れない…様な気が…。
【悲報】仕事は辛くて、きついもの
基本的に、仕事は辛くて、きついものです。
仕事で夢を実現する、という話もありますが、仕事と人生と夢は、別物です。
人生において仕事が占める時間が長いため、「仕事」と「人生」と「夢」をよく一緒に語りますが、切り離して考えるべきです。
本来であれば、お金を稼ぐ手段であるはずの仕事が、いつの間にか、仕事をしないといけないと錯覚する様になり、人生の貴重な時間の大半を仕事に費やしてしまう。
そして、仕事では社内政治、過酷な残業、競争にさらされて、疲れ果てていく・・・。
現代に生きる人は、知らず知らずのうちに、そんな生活を送る様になっています。
仕事という蟻地獄の中に入り、時間が経てば一番苦しい中心部に落ち、定年までもがき苦しむ。
決してオーバーな表現ではないはずです。そんな社会に僕たちは生きているのです(涙)。
インターネットの普及と各国の競争激化により、仕事のスピードもかつてないほど要求されています。
Googleなどの企業では、そういった状況におかれた社員のストレスを軽減しようと、マインドフルネスを導入していますが、そういったものにそもそも頼る必要がない様にするべきでは…と思います。
「仕事が頭から離れない社員が多く、みんなのストレスが高い!だから、マインドフルネスでストレスを下げて、更に生産性を上げるんだ」…、まさに今の時代はカオス!
【結論】ゆっくり生きよう
では、どうするのか。
ポジティブ・シンキングの元祖、ノーマン ヴィンセント ピール牧師による名著:「積極的考え方の力」では、こんな話が出てきます:
ある医者が、仕事で多忙な日々を送る患者に対して処方箋を渡します。そこには、「…週に半日休みを取り、墓地で過ごすこと」と書いてあります。驚いた患者に対して、医者はこう説明します。「…あなたが永遠にそこ(墓地)で眠ることになっても、世界は同じように続いていくという厳粛な事実を受け止めてみてください。」
ノーマン ヴィンセント ピール:「積極的考え方の力」より
仕事はいつの時代もあるものです。そして、仕事を進めるのは自分でなくてもいいのです。
その場にたまたま自分がいるから、仕事が任されているだけなのです。自分がいなかったら、他の誰かがその仕事をするだけです。
日本の首相でも、アメリカの大統領でも、いなくなれば他の人がそのポジションに入って仕事を進めます。
いつだって仕事はあるのです。
「仕事が頭から離れない」、「休み明けも休めた気がしない」、そう感じる方は一度立ち止まりましょう。そして、会社を2、3日休みましょう。
休んでいる間は、家にこもらず、近くを散歩してみてはいかがでしょうか。少しだけ、気が晴れるはずです。
そうやって、ゆっくりして元気が出たら、また仕事に戻るとよいと思います。
最近では会社を長期の間、休める機会も多くなっています。例えば、子供が生まれた時の育休などです。
そういった機会を有効活用して、仕事から離れ、ゆっくり生きることも大切です。仕事はいくらでもある、でも人生は一度きり。
以上です。