こんにちは、ケニーです。
仕事をしている人「仕事へ行きたくない毎日…。いや、本当、仕事へ行きたくない…。つらい…。本当につらい…。」
こんな悩みに答えます。
本記事を書いている僕は、社会人歴17年以上、海外勤務の激務も経験済。
海外勤務は、36協定も労基もない無法地帯(海外なので)。一番ひどい時期は、毎月の残業時間が200時間オーバーで、精神崩壊しかけました。
毎日仕事へ行きたくない、そう思っている人は、僕に3分だけ時間をください。
海外勤務の経験から、仕事へ行きたくない毎日を過ごしている場合の対処法を記事にしました。本記事では、現在の職場で仕事を続けながら、仕事環境を改善することを前提にしています(転職をオススメする記事ではありません)。
ドライにいえば、仕事はお金を稼ぐためにすること。それ以上でも、それ以下でもないありません。
この記事を読んで、少しでも気持ちが楽になってもらえると嬉しいです。
仕事へ行きたくない度合いは、日によって違う
経験上、仕事へ行きたくない度合いは、日によって違います。例えば、月曜日と金曜日であれば、月曜日の方が行きたくない度合いは高いはず。
あらかじめ、そういった日が分かれば、対策も打てます。
(その日を避けて休むとか、午前休・午後休にするとか、テレワークにするとか)
以下、仕事へ行きたくない度合いが高いものをまとめました。1日に複数個当てはまる日もあります。
憂鬱になる日が分かっていれば、たまには、その日をスキップ(お休み)してもよいと思います。
月曜日
もはや説明不要です。
全人類の敵ともいえる月曜日。
心筋梗塞の発生率No.1、自殺者が多い日No.1など、不名誉なNo.1ばかりを獲得しています。
日曜日は、次の日が月曜日ということで憂鬱になる日。
それなら月曜日も休んじゃいましょう。
雨の日
元気に活動するためには、セロトニンが欠かせないといわれています。
セロトニンは、セロトニン神経から分泌されます。日光を浴びること、適度な運動を行うことにより、活性化されます。
雨の日は、セロトニンの分泌が行われにくくなるため、なんとなく気分が沈みがちになってしまいます。
また、雨の音は、脳をリラックスさせるα波が含まれるため、眠気を催すといわれています。
雨の日に寝坊した経験のある方も多いのではないでしょうか。
重大な発表日・イベント日
仕事で重大な報告や発表をする日は、緊張もするし、ストレスMAX。こんな日は、会社に行きたくないと思う人も多いと思います。
逆に仕事に慣れてくると、早く終わらせたいと思う人もいて、ストレスが低い場合も。
連休明け(特に週の前半)
連休明けも、週の前半に明けるのか、週の後半に明けるのかにより、ストレス度合いが変わってきます。
例えば、お正月明けが月曜日だとストレスはかなり高くなります。
また、少し観点は異なりますが、五月病という言葉もある通り、ゴールデンウィーク明けもストレスは高くなっています。
仕事へ行きたくない理由とその対処法
仕事に行きたくない理由は、人それぞれ。でも、大きく分けると、以下の5つのどれかに当てはまると思います:
- 仕事内容が面白くない
- 仕事がキツい(トラブル案件に放り込まれてばかり)
- 仕事仲間、上司(人間関係)
- お客様
- 疲れ果てている
それぞれで必要な対策は異なるけど、あまりにも人間関係が悪いのであれば、部署異動を申し出るなどの対応が必要になります。
個々の内容と対策についてみていきます:
仕事内容が面白くない
仕事内容が面白くない。もしそう感じているのであれば、それは事実ですw
しかし、仕事が定時でほぼ確実に終わる仕事であれば、ホワイトな会社であることは間違いなし。
会社に行きたくないレベルで仕事が面白くないのであれば、上司や先輩に相談することをおすすめします。別の仕事を任せてくれたりするかも。
逆に、仕事内容は面白くない、拘束時間も長いのであれば、何とかする必要があります。
まずは、定時内に仕事を終えることができる業務に回してもらえないか、もしくは、他部署への異動ができないか、上司と調整してみるとよいと思います。その際、自分のやりたいことがあれば、それも併せて伝えると、自分の希望する仕事ができる可能性が高くなります。
仕事がキツい(トラブル案件に放り込まれてばかり)
トラブル案件に放り込まれた、急なトラブル対応を振られた、でも、仕事の進め方が分からない。
こんなケースは案外あります。特にIT系だと、納期に間に合わせるために、未だに人海戦術(人の大量投入)により、何とか案件を終わらせようとする風潮があります(涙)。
トラブル案件ではなくても、予め納期もコストも決められており、管理する側ではどうしようもない場合が多々あります。
「トラブル案件」や「納期やコストがきつい案件」の場合、独特の仕事の進め方があるため、通常のプロジェクトマネジメントの正攻法で進めようとしても、うまくいかないことが多々あります。
プロジェクトの現状をQCD(納期、コスト、品質)に照らし合わせ、スケジュール遅延が起きていないか、コストが超過していないか、品質確保できているかを迅速に確認する。これらが満たせていない場合は、社内外に向けて交渉して、リソース確保や再スケジュールを進めていく。これらを行いつつ、案件を進めていく、高負荷な状況に陥ります。
ただ、上記の様な案件の進め方が分かっていないと、火に油を注いでいる様なもので、更にトラブルを呼び起こすことになります(涙)。
自分のスキルでは、進めることができず、トラブルが「起きそうな状況」もしくは「既に起きている状況」であれば、まずは上司へ相談。それでもだめなら上司の上司へ相談などをして、助言をもらいながら仕事を進めるとよいでしょう。一番のポイントは、関係者の協力が必要だ、ということを関係者全員に理解してもらうことです。
仕事仲間、上司(人間関係)
仕事をしていく中で、人間関係は常に付きまとう悩みです。
仕事仲間から嫌がらせを受けたり、仕事に対する説明を十分に受けていないのに、上司から叱責される様な場合は、同僚に相談したり、「上司の上司」に相談してみるとよいです。
それでも状況が改善されないのであれば、お休みする。
そして、会社には正直に「仕事仲間から嫌がらせを受けていて出社できない」、「上司から叱責されて辛い」ということを伝えて、改善を求めていく形がよいです。
お休みは、自分を守る手段でもあるので、うまく使い分けるとOK。長期間休んでいると、他部署(管理部など)も動くので、より多くの人が動いてくれ、状況が改善する方向に動きやすいです。ただ、事前にできることは全てした(色々な人に相談した)、といえる様にしておきましょう。いきなり連続で休むと、やる気がないと思われる可能性があります。
お客様
お客様との関係がうまくいかない悩みも、多くの人が経験していると思います。
僕の場合は、自社からお客様へ出向している要員から無理難題をいわれ、悩んだ時期が2年ほどありました。
毎週の進捗会議では大声で怒鳴られ、協力会社の方もダウンする様な事態に発展。上司に報告して、出向要員に厳重注意いただき、何とか耐えました。(その後、自社要員は転職。後から聞いたところによると、お客様もだいぶ困っていた様です)
この場合は、上司に一度悩みを相談すればOK。相談する時のポイントは、何に悩んでいて、自分はどうすれば解決すると考えているかを上司へ報告する。自社での担当を変えてもらう、お客様に変化を求める場合は上司から伝えてもらう、といった対策を打ってもらえるはずです。
疲れ果てている
仕事へ行きたくない理由として、単純に疲れ果てていることもあります。
一時的に仕事の負荷が高かったり、急にトラブル案件に投入される→疲れ果てる…。
そんな場合は、休みましょうw会社には、体調不良といえばOK。疲れ果てている=立派な体調不良です。
【結論】仕事へ行きたくない場合の対処法→休む
「仕事へ行きたくない→会社を辞める」は、論理の飛躍。会社を辞める前に、まだできることはあります。
仕事へ行きたくない場合は、悩まず休みましょう。そして、信頼できる人に相談しましょう。
無理に働いても作業効率は上がりません。
どれくらい休んでいいの?
最近休むことがなかったのであれば、2、3日であれば問題ないと思います。
他のメンバに迷惑をかけますが、会社としては、急に会社を辞められるより、数日ほど稼働要員が減るだけの方がマシです。
無断欠勤はよくないので、体調がよくないとLineや電話で会社に伝えて休むとよいでしょう。
休む=「異常を伝える手段」でもある
前述の通り、人間関係がうまくいかず、悩みも会社に聞いてもらえない場合は、休むことで自分を守ることができます。
また、休み続けることによって、管理部などに対して、問題があることを間接的に伝えることができます。
休むことは休息以外にも、異常があることを会社に知らせる一つの手段ですので、会社の部署内で話を聞いてもらえない時は、休み続けて管理部などに異常を知ってもらいましょう。
悩み続けて、精神的におかしくなる前に、休みをぜひ有効活用して、少しでも人生を快適にしていきましょう。
以上です。