Surfsharkは使い方が分かりやすく、簡単に扱えるVPNソフトウェアです。VPNプロバイダとしては後発組でありながら、海外でも国内でも「安定した速度」で「安全」に、インターネットへ接続できます。
また、SurfsharkはVPNソフトウェアとしての機能が充実しているにも関わらず、他のVPNプロバイダと比較して、価格が低く設定されています。
Surfsharkの各種設定項目や機能を使いこなすことにより、更にセキュアにインターネットに接続できる様になります。また、NetflixやAmazon Prime Video(アマプラ)で、日本では観れないジブリなどの作品も閲覧できる様になります。一旦ブロックされても、別の方法で閲覧できる様に設計されています。
そんなSurfsharkの登録手順(購入手順)、設定、使い方を分かりやすく説明します。
本ページでは、PCかスマホブラウザでSurfsharkを購入した前提で説明しています(理由は、ブラウザで購入した方が特典が色々と付く傾向にあるため。スマホアプリ内で購入すると、返金ポリシーが適用されないなどの不利益を被る場合があります)。
既にSurfsharkをお持ちの方は、以下より「設定・使い方を説明している箇所」に直接、飛ぶこともできます:
- Surfshark Windows版ダウンロード~インストール~設定
- Surfshark スマホ版(iPhone/iPad/Android) インストール~設定
- Surfshark ブラウザ拡張(Chrome/Firefox/Edge) インストール~設定
Surfsharkの機能一覧など、Surfsharkの概要を知りたい方は「Surkshark VPNを徹底解説【VPN業界の新参者!】」をどうぞ。
2年間のプランで月額$2.19(約308円)Surfsharkの登録手順(購入手順)
ここでは、Surfsharkを使うために必要なアカウント登録手順(Surfsharkの購入手順)を説明します。
Surfsharkを購入した後、アカウント登録を行う手順となります。
登録手順1:ブラウザでSurfsharkサイトへアクセス
ここからSurfSharkサイトへアクセス し、「Surfsharkを入手する」ボタンを選択します。
登録手順2:Surfsharkの料金(サブスクリプション)、メールアドレス、支払方法を選択して購入
Surfsharkは、複数の画面を通して、以下の流れで購入する形となります:
- サブスクリプション(料金)の選択
- メールアドレスの入力
- お支払い情報の入力
それぞれの詳細を説明します。
サブスクリプション(料金)の選択
ご希望のサブスクリプションを選択します(2年プランを選択すると、月額費用が一番安くなります)。
少しだけ試してみたい、という方は1か月プランでもよいと思います(以下画像は、2年プランを選択中の画像です)。
サブスクリプションを選択後は、「レジへ進む」ボタンを選択します。
Alert、Antivirus(アンチウィルス)、Search(検索)などの追加機能が必要な方は「追加」ボタンを選択後、「レジへ進む」ボタンを選択してください。
VPN機能のみでよい場合は、追加する必要はありません。
メールアドレスの入力と支払い方法を選択→購入完了
自分のメールアドレスを入力します。ここで入力するメールアドレスに購入完了メールが届きます。
支払い方法として、クレジットカード、PayPal、Google Pay、Amazon Pay、Bitcoin、Ethereum、Rippleを選択できます。
ここでは、支払い方法として、クレジットカードを選択します。
クレジットカード情報を入力後、「購入完了」ボタンを選択して、購入処理を完了させます。このタイミングで、購入完了メールが届きます。
登録手順3:パスワード入力とアカウント作成
購入が完了し、Surfsharkのパスワード設定画面が表示されます。新しいパスワードを入力し、「アカウントを作成する」ボタンを選択して、アカウント作成を行います。
次の画面で「パスワードが作成されました」画面が表示されるので、「完了」ボタンを選択します。
万が一パスワード入力画面を閉じてしまった場合でも、購入完了メールから再開できる様になっているため、ご安心ください。
登録手順4:Surfsharkログイン後の画面を表示
Surfsharkログイン後の画面が表示されます。この画面からSurfsharkのソフトウェアのダウンロードができる様になります。
これでSurfsharkの登録・購入は完了です。具体的なダウンロード方法などは、以下で詳細を説明します。
Surfsharkの設定:Windows版ダウンロード~インストール
Surfsharkを購入後(「完了」ボタン選択後)、ダウンロードしてインストールします。
ここでは、Surfshark Windows版におけるダウンロード~インストール~設定までを説明します。
1.Windows版ダウンロード
ブラウザからSurfsharkにアクセスして、Windows版Surfsharkのインストーラをダウンロードします。
Surfsharkからログアウトを閉じている方は、ここからSurfsharkにアクセス→ログインしてください。
1.2. メールアドレス・パスワード入力画面
メールアドレスとパスワードを入力して、「ログイン」ボタンを選択して、ログインします。
ログイン後の画面で「アプリと拡張機能を選択」します。「Windows用 Surfshark」ボタン(以下赤枠のいずれか)を選択して、Surfshark Windows版をダウンロードしてください。
2.Windows版インストール
Surfshark Windows版のインストール作業は、難しくありません。
1.インストーラ実行
ダウンロードしたSurfshark Windows版をダブルクリックして、インストールを開始します。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるため「はい」を選択します。以降、同様の画面が出てくる場合は必ず「はい」を選択してください。
1.1. インストーラ起動
ダウンロードしたExpressVPN Windows版をダブルクリックして、インストールを開始します。
1.2. インストーラ画面#1
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるため「はい」を選択します。以降、同様の画面が出てくる場合は必ず「はい」を選択してください。
インストール手順で迷うことはないと思いますが、念のため、以下で説明します:
1.3. インストーラ画面#2
「Install」ボタンを選択してインストールを開始します。
1.4. インストーラ画面#3
Status(ステータス)が100%となるまで待ちます。
1.5. インストーラ画面#4
インストール完了画面が表示された後、「Finish」ボタンを選択して閉じます。
2.起動・ログイン
インストールが完了すると、サインイン画面が表示されます。「Eメール」「パスワード」を入力して、「ログイン」ボタンを選択します。
3.オンボーディング画面
オンボーディング画面では、簡単に初期設定を行うことができます。
ここで設定した内容は後からでも変更できます。気軽に以下の手順に従って、進めてください。
設定不要の場合は、画面右上の「✕」ボタンを選択すれば、オンボーディング画面を閉じることができます。
画面上の「さぁ、始めましょう」ボタンを選択します。
自動接続の設定画面が表示されます。
慣れないうちは「自動接続」は推奨しません。OFFにしましょう(画面はOFFの状態)。
次は説明文のため、一読して「>」を選択します。
最後の画面では「クイックコネクト」を選択して、「東京」サーバに接続するか、画面右上の「×」ボタン選択して、画面を閉じます(ここではクイックコネクトを選択します)。
接続中の画面が表示された後、東京サーバに接続済の状態となります。これで東京サーバにVPN接続した状態となります。
4.VPNサーバへの接続方法
Surfshark Windows版を起動します。
4.1. Surfshark 画面(VPN接続前)
「クイックコネクト」ボタンを選択して「日本 東京」のVPNサーバに接続します。
4.2. Surfshark (VPN接続後)
画面右側の背景が緑色になり「接続完了」となります。「切断」ボタンを選択すると、VPN接続を解除します。
なお「一時停止する」ボタンを選択すると、5分間、10分間、2時間の一時停止時間を選択できます。選択した停止時間中は、通常のインターネット回線で接続します。一時停止時間を過ぎると、選択したロケーションに接続します。
これで、インターネット上のWebサイトからは、世界中のどこにいても、東京からアクセスしている様に見えます。
Surfsharkの設定:Windows版の各種設定
Surfsharkの設定は、画面左下の歯車アイコンから確認・変更できます。
主な設定は「VPN設定」を選択して確認・変更できます。
Surfsharkは、デフォルトで使える状態となっているため、色々と設定を変更する必要はありません。
ここでは知っておくと便利な「VPN設定」内の設定を中心に説明します。
以下がVPN設定項目一覧となります:
VPN設定(接続性)
VPN設定内の「接続性」では、接続に関する以下を設定できます:
- 起動時にアプリを起動する
- クイックコネクト
- 自動接続
- CleanWeb
- Kill Switch
- プロトコル
- Bypasser (バイパサー)
- スピードテスト
各設定項目の詳細を以下で説明します:
起動時にアプリを起動する
「起動時にアプリを起動する」を選択すると、Windows起動時にアプリを自動的に起動します。
また「起動時に最小化する」チェックボックスにチェックを入れると、画面を最小化した状態で起動します。
クイックコネクト
クイックコネクトでは、メイン画面の「クイックコネクト」ボタンを選択した時のアクセス先を選択します。
アクセス先は「ロケーション」「静的IP」「MultiHop」の3つから選ぶことができます。それぞれの説明は以下の通りです:
- ロケーション:インターネットに接続するVPNサーバのロケーションを選択できます。
- 静的IP :VPNサーバを選択すると、常に同じIPでインターネットに接続できます。
- MultiHop :2台のVPNサーバを経由して、インターネットに接続します。
自動接続
文字通り、自動でVPNに接続します。
「起動時にアプリを起動する」は、Surfsharkアプリを起動するだけですが、自動接続はインターネットに接続したタイミングがWifiに接続したタイミングで、自動でVPNサーバに接続します。
CleanWeb
CleanWebを有効にすると、ブラウザ上の広告表示、広告最適化のトラッカー、危険なリンクを無効化します。ただし、YouTubeの広告には対応していません。今後の改善が望まれる機能です。
Kill Switch(キルスイッチ)
Kill Switch(キルスイッチ)は、VPN通信が何らかの理由で切れた場合、すべてのインターネット接続を遮断する仕組みです。
キルスイッチを有効にした状態でVPNが切断されると、VPN接続が復旧するか、キルスイッチを無効にするまで、インターネットの接続はブロックされた状態となります。特定のアプリのみキルスイッチを適用"しない"こともできます(Bypasser機能で設定)。
Surfsharkのキルスイッチには、2種類あります:
- 「VPNが切断されたり、何らかの形で中断された時(厳重)」
- 「VPNが誤って切断されたり、中断されたりした時(ソフト)」
「厳重」を設定すると、VPNサーバに接続されていない場合、すべてのインターネットアクセスを遮断します。
「ソフト」を設定すると、VPNサーバとの通信が一時的に遮断された場合、インターネットアクセスを遮断します。
日本では、VPNを通さないと閲覧できないコンテンツ(Netflixの特定の映画など)を「確実に閲覧したい時」にキルスイッチが活躍します。
無料Wi-Fiなど、通信が不安定な環境に接続している場合、スマホやノートパソコンは、VPNとキャリアネットワークを頻繁に切り替えて、通信を行う場合があります。この時、インターネットには接続できているけど、閲覧したいコンテンツが観れなくなりますが、原因がインターネットとVPNのどちらにあるか分かりません。
キルスイッチを有効にすると、通信が不安定であればインターネットにアクセスできなくなるため、原因が「不安定な通信」にあると分かります。この場合は「モバイルWi-Fiに切り替える」、「PCならスマホのテザリングに切替→更にVPNを使用する」などの対策を取れば、対象のコンテンツを閲覧できる様になります。
プロトコル
プロトコルは、SurfsharkがVPN接続時に使用するプロトコルを選択できます。
プロトコルは、「自動」「OpenVPN(TCP)」「OpenVPN(UDP)」「WireGuard」の4つから選択できます。
通常は、Wireshark推奨の「自動」で問題ありません。
Bypasser (バイパサー)
Bypasserは、指定したアプリのみVPN接続を無効にする機能です。その反対に、指定したアプリのみVPN接続を有効にする機能もあります(Reverse Bypasser:リバースバイパサー)。
2つの機能は、同時に有効にすることはできません。
また、Bypasserは、Surfshark独自の呼び名で、一般的にこの様な機能は「スプリットトンネリング」と呼びます。
Bypasserを選択(クリック)すると、詳細設定ができる画面が表示されます:
- VPN経由のルート
指定したアプリのみ、VPNを使用してインターネットに接続します。 - VPNをバイパスする(アプリ)
指定したアプリのみ、VPNを使用せずにインターネットに接続します。 - VPNをバイパスする(WEBサイト/IPアドレス)
ブラウザで特定のサイトへのアクセスをする場合、VPNを使用しません。
スピードテスト
スピードテストは、Windows版Surfsharkのみで提供されている機能で、「VPNサーバに接続していないときのインターネット速度」を確認できます。
VPNサーバに接続する前後のスピードテストを行う場合は、speedtest.netの使用をおすすめします(Surfsharkも自社ブログで紹介しています)。
Surfsharkが自社ブログでスピードテストを説明している記事はこちら「Your easy how-to VPN speed test」(英語)。
Netflixが提供しているfast.comも使いやすいので、こちらを使用してもよいかもです。
VPN設定(高度なセキュリティ)
VPN設定内の「高度なセキュリティ」では、セキュリティに関する以下を設定できます:
- LAN上では見えない
- ロウテイティングIP
- NoBorders
それぞれを詳しく説明します。
LAN上では見えない
この機能をONにすると、同じネットワーク内にある他のデバイスに接続できなくなります。
この機能は、公共Wi-Fiに接続している他人の端末に、自分の端末を表示させたくない場合に使います。
ロウテイティングIP
この機能をONにすると、インターネットに接続するIPアドレスを5分~10分おきに変更します。
固定IPやMultiHopを使用している場合は動作しません。
NoBorders
NoBorders機能は、中国などの検閲が厳しい国からでも、遮断されずにインターネットに接続するための機能です。
普段は意識しなくても、必要になれば自動的に有効になる機能です。
中国国内にいる場合など、必要となることが分かっている場合には、手動で有効にすることもできます。
アプリの設定
「アプリの設定」では、以下を確認・設定できます:
- アプリのバージョン
- アプリの表示
- アプリの言語
- アプリのプッシュ通知
- クラッシュレポートを送信する
それぞれを詳しく説明します。
アプリのバージョン
現在のSurfsharkアプリのバージョンを表示します。バージョンは、アプリのウィンドウタイトルにも記載されているため、ここで確認する必要はないでしょう。
アプリの表示
アプリの見た目をライトモードかダークモードに切り替えることができます。
アプリの言語
アプリの言語を設定できます。日本語、英語はもちろん、その他言語にも瞬時に変更できます。
プッシュ通知
位置情報が更新されたり、新機能などをプッシュ通知する機能です。必要なお知らせや新機能情報が届くため、ON推奨です。
クラッシュレポートを送信する
Surfsharkアプリが何らかの理由でクラッシュした時、その詳細情報をSurfsharkサーバに送信する設定です。デフォルト「ON」になっていますが、データを送信する必要はないのでOFFでOK。
マイアカウント
アカウント情報やアカウントの更新日、パスワードの変更などができます。
ヘルプを入手
「ヘルプを入手」では、以下を確認・設定できます:
- 今すぐヘルプを表示する
- トラブルシューティング
- オンボーディング
- ポリシー
それぞれを詳しく説明します。
今すぐヘルプを表示する
Surfsharkの「ヘルプサイト」や「サポート問い合わせ窓口」にアクセスできます。サポートへ問い合わせたい時は便利な機能です。
なお、Surfsharkのサポートは、ここからアクセス可能です。
トラブルシューティングツール
Surfsharkが正常に動作しない場合のトラブルシューティング用にデータ収集をしたり、ネットワーク接続をリセットできます。
うまく動作しなくなった場合は「Restore original settings」ボタンが強い味方になるでしょう(強制的に初期設定状態に戻してくれます)。
「Restore network」は、Windowsのネットワーク設定を初期化します。ネットワーク(IPアドレス、デフォルトゲートウェイなど)関連の設定をしている場合はすべて消えるため、使用する場合はご注意ください。
オンボーディング
インストール直後の案内画面を再度表示します。
ポリシー
個人情報保護方針や利用規約を確認できます。
Surfshark Windows版の主な設定個所は、以上となります。
Surfsharkの設定:スマホ版(iPhone/iPad/Android) インストール~設定
ここでは、Surfshark スマホ版のインストール~設定までを説明します。
スマホ版は、iPhone版をベースに説明します。
1.スマホ版(iPhone/iPad/Android) インストール
Surfshark スマホ版は「サブスクリプションの管理画面からApp Storeへ行く 」「App Storeへのリンクを選択する」のどちらかの方法でインストールできます。オススメは、簡単な「サブスクリプションの管理画面からApp Storeへ行く 」方法です。
1.1.スマホ版インストール(PCブラウザから)
PCブラウザでSurfshark公式サイトへアクセス し、ログインします。
ログイン後の「アプリと拡張機能」画面を下にスクロールすると、スマホ版(iPhone App Store、Android Google Play)へのリンクが表示されます。
QRコードをスマホでスキャン→App StoreのSurfsharkページが表示されるので「入手」ボタンを選択します。
1.1.1.「アプリと拡張機能」画面#1
Surfshark公式サイトでログインし、画面左上のメニューから「アプリと拡張機能」を選択します。
1.1.2.「アプリと拡張機能」画面#2
「携帯電話とタブレット」まで下にスクロールすると、スマホ用のQRコードがあります。iPhone用QRコードをiPhoneでスキャンします。
1.2.スマホ版インストール(iPhone App Storeへのリンクから)
iPhoneでQRコードをスキャンすると、App Store(iPhone版)が表示されます。画面上の「入手」ボタンを選択して、iPhoneにインストールしてください。
2.スマホ版起動
スマホ版を起動すると「アカウントを作成する」ボタン、「既存のユーザーですか?ログインしてください」ボタンが画面下部に表示されます。
「既存のユーザーですか?ログインしてください」を選択してください。
Surfsharkスマホ版からもSurfsharkのライセンスを購入できますが、返金ポリシーが適用される期間が30日未満であったり、そもそも適用されない場合があります。そのため、必ずブラウザからSurfsharkのサイトにアクセス して、そこから購入する様にしてください。
3.ログイン
ログイン用のメールアドレスとパスワードを入力して、「ログインする」ボタンを選択します。
「コードでログインする」ボタンは、他の端末でログインしていれば、簡単にスマホでもログインできる様になる機能です。詳細は「便利な機能(ログインコード)の使い方」をご確認ください。
4.初期画面
Surfsharkの初期画面が表示されます。
日本国内でSurfsharkを使用しているため、「実際の場所」が「日本」となっています。
5.VPN接続許可
「クイックコネクト」ボタンを選択すると、iPhone上にVPNプロファイルのインストールをする様に促す画面が表示されます。「続ける」ボタンを選択します。
VPNプロファイルとは、VPNサーバに接続するための設定情報です。
6.VPN接続
「"Surfshark"がVPN構成の追加を求めています」と表示されるため、「許可」を選択します。これで、VPNプロファイルがスマホ上に作成されます。
7.接続試行中
「VPN構成の追加」を許可すると、自動でVPNサーバに接続する様に試行します。
8.VPN接続結果
「日本」のVPNサーバに接続できました。
「一時停止する」ボタンを選択すると、一定時間(5分、30分、2時間)、VPN接続を一時停止します。「切断する」ボタンを選択すると、VPN接続を切断します。
2.スマホ版(iPhone/iPad/Android)VPN設定
Surfsharkのデザインは、Windows版と同じ様に、クールで、シンプルな構成になっています。
画面下の4つのアイコンからそれぞれの画面へ移動できます。
Surfshark(初期画面)
ロケーション
Surfshark One
設定
ここではSurfsharkの各種設定ができる「設定」→「VPN設定」メニューを中心に説明します。
1.VPN設定
主な設定はほとんど「VPN設定」からできます。
2.クイックコネクト
クイックコネクトでは、「クイックコネクト」ボタンを選択した時に、何を基準に接続するVPNサーバを選ぶか設定できます。
クイックコネクトは、ロケーション、静的IP、MultiHopの3つから選択できます。各項目には、更に好みに合わせた設定ができる様になっています。
3.自動接続
自動接続を有効にすると、文字通り、自動でVPNサーバに接続します。
また、クイックコネクト同様、ロケーション、静的IP、MultiHopの3つから自動接続先をカスタマイズできる様になっています。
4.CleanWeb
CleanWebを有効にすると、ブラウザ上の広告表示、広告最適化のトラッカー、危険なリンクを無効化します。ただし、YouTubeの広告には対応していないなど、今後の改善が望まれる機能です。
5.Kill Switch(キルスイッチ)
Kill Switch(キルスイッチ)は、VPN通信が何らかの理由で切れた場合、すべてのインターネット接続を遮断する仕組みです。
キルスイッチを有効にした状態でVPNが切断されると、VPN接続が復旧するか、キルスイッチを無効にするまで、インターネットの接続はブロックされた状態となります。
iPhone版は、Windows版と比較すると、Bypasser機能(特定のソフトウェアだけ通常のインターネット回線とする機能)が提供されていないため、細かい設定はできません。
6.プロトコル
プロトコルは、SurfsharkがVPN接続時に使用するプロトコルを選択できます。
プロトコルは、「自動」「IKEv2」「OpenVPN(TCP)」「OpenVPN(UDP)」「WireGuard」の5つから選択できます。通常は、Surfshark推奨の「自動」で問題ありません。
7.ロウテイティングIP
ロウテイティングIPをONにすると、インターネットに接続するIPアドレスを5分~10分おきに変更します。
固定IPやMultiHopを使用している場合は動作しません。
8.NoBorders
NoBordersは、中国などの検閲が厳しい国からでも、遮断されずにインターネットに接続するための機能です。
普段は意識しなくても、必要になれば自動的に有効になる機能です。
中国国内にいる場合など、必要となることが分かっている場合には、手動で有効にできます。
3.スマホ版(iPhone/iPad/Android) アプリの設定
Surfshark スマホ版のアプリの設定では、Windows版と同様に以下を設定・確認できます:
- 「アプリのバージョン」
- 「アプリの表示」
- 「アプリの言語」
- 「プッシュ通知」
4.スマホ版(iPhone/iPad/Android) マイアカウント
Surfshark スマホ版のマイアカウントでは、Windows版と同様に以下を設定・確認できます:
- 「ログインコードを入力する」
- 「ログアウト」
- 「契約期間の延長」
- 「アカウントを削除」※アカウントの削除は、スマホ版限定の機能
5.スマホ版(iPhone/iPad/Android) ヘルプを入手する
「ヘルプを入手する」では、以下を確認・設定できます:
- ヘルプセンター
- トラブルシューティング
- カスタマーサポート
- ポリシーの確認
それぞれを詳しく説明します。
ヘルプセンター:ガイドを閲覧する
Surfsharkのヘルプサイトにアクセスできます。
なお、Surfsharkのサポートは、ここからアクセス可能です。
トラブルシューティング
トラブルシューティングでは、VPNサーバに接続できない事象に遭遇した時に、設定を初期化する手段やバグを報告する手段を提供しています。
詳細を以下に示します:
VPNプロファイルをリセットする
Surfsharkアプリが正常に動作しない場合のトラブルシューティング用にデータ収集をしたり、ネットワーク接続をリセットできます。
うまく動作しなくなった場合は「VPNプロファイルをリセットする」ボタンが強い味方になるでしょう(強制的に初期設定状態に戻してくれます)。
バグを報告する
Surfsharkを使用中に発見したバグを報告できます。
カスタマーサポート:チケットの作成・管理
サポートへの問い合わせ用のチケットを発行できます。
操作方法が分からない場合は、チケットに不明点を書いて送信しましょう。
自分のチケットは「自分のチケット(マイチケット)」で一覧形式で確認・管理できます。
ポリシーの確認
個人情報保護方針や利用規約を確認できます。
Surfshark スマホ版の主な設定個所は、以上となります。
Surfsharkの設定:ブラウザ拡張(Chrome/Firefox/Edge) インストール~設定
ここでは、SurfsharkのPC向けブラウザ拡張機能のインストール~設定までを説明します。
ブラウザ拡張機能は、Chrome/Firefox/Edge版どれも大差ないため、Chrome版をベースに説明します。
1.ブラウザ拡張(Chrome/Firefox/Edge) インストール
Surfshark Chrome拡張機能は、Surfshark公式サイトにログインし、「アプリと拡張機能」画面からインストールできます。
各種ブラウザのアプリサイトからインストールしてもOKですが、偽物の可能性があるため、Surfshark公式サイト経由のインストールをオススメします。
1.Surfshark公式サイトの「Chrome」→「拡張機能をインストール」を選択
Surfsharks公式サイトにログイン後に表示される「アプリと拡張機能」画面の「ブラウザ」→「Chrome」を選択します。
2.Chrome拡張機能の追加
Chromeの拡張機能追加画面が表示されます。画面右上の「Chromeに追加」ボタンを選択します。
3.Chrome拡張機能のインストール
Chromeの画面上部に確認ダイアログが表示されます。「拡張機能を追加」ボタンを選択します。
「Surfark」とスペルミスがありますが、Surfsharkサイトからアクセスしていれば本物ですw 安心してダウンロードしてください。
追加後、新しいページが開き、追加完了のメッセージが表示されます。
4.Chrome拡張機能の固定表示設定
Chromeの画面右上にSurfsharkのアイコンが表示されていない場合は、以下の手順に従い、拡張機能一覧にピン止め(固定表示)の設定をします。
4.1. Chromeのパズルアイコンを選択→Surfsharkのピンを選択
Chrome画面右上のパズルアイコンを選択、Surfsharkの固定(ピン止め)アイコンを選択します。
4.2.Chrome拡張ピン止め結果
Chrome拡張機能の一覧に、Surfsharkのボタンが表示される様になります。
5.Chrome拡張機能のセットアップ
Chrome拡張機能一覧のSurfsharkアイコンを選択し、Surfsharkの設定を進めます。
5.1. Chrome拡張機能のSurfsharkを起動→ログイン
Chrome拡張機能のSurfsharkを選択し、ユーザIDとパスワードを入力し、ログインします。
5.2. Surfshark初期画面
ログイン後、Surfsharkの初期画面が表示されます。見た目は、Windows版とほぼ同じです。
6.Chrome拡張機能でアメリカのサーバに接続
試しにアメリカのSurfsharkサーバに接続します。
Google検索後の画面下部を見ると、アメリカNew York(ニューヨーク州)から接続していることが分かります。
2.ブラウザ拡張(Chrome/Firefox/Edge) VPN設定
ブラウザ拡張版のVPN設定は、Windows版の機能を縮小したものです。
また、Web閲覧用に特化した機能が実装されています。
初期画面の設定アイコンから設定画面にアクセスし、VPN設定画面を開くことができます。
2.1.Surfshark ブラウザ拡張版 設定アイコン
2.2.Surfshark ブラウザ拡張版 設定画面
VPN設定画面の詳細を以下に示します。主にブラウザ専用の機能を中心に説明します:
1.Windows版同様の機能
以下は、Windows版と同様の機能となります:
- クイックコネクト
- 自動接続
- CleanWeb
2.ウェブサイトの安全性に関する警告(デフォルト:ON)
現在アクセスしているウェブサイトが過去に情報漏洩(ろうえい)を起こしたか、確認できます。
本機能は、VPNサーバに接続していない状態でも有効となるので、デフォルトのまま使用することをオススメします。
以下は、過去に情報漏洩事件を起こしたFacebookにアクセスした時に表示される情報となります。赤帯で警告メッセージが表示されます。
3.Cookie ポップアップブロッカー
サイトが「Cookie承認の同意」を求めるポップアップをブロックします。
EU圏内(ヨーロッパ)やイギリスのサイトでは、Cookie承認の同意をユーザから得る必要があります。その画面を非表示としてくれるため、大変便利な機能となります。
3.1. Cookieポップアップブロッカー無効の状態
Cookie利用に関するメッセージが表示されます。
3.2. Cookieポップアップブロッカー有効の状態
Cookie利用に関するメッセージが表示されません。
本機能は、稀に正しく動作しない場合があります。
その場合は、Cookie ポップアップブロッカーの「環境設定」から「Cookieのポップアップを許可する」を選択して、ポップアップを許可してください。
4.バイパサー (Bypasser)
バイパサー(Bypasser)は、指定したアプリのみVPN接続を無効にする機能です。
Windows版のBypasserには、Reverse Bypasser(指定したアプリのみVPN接続を有効にする機能)がありますが、Chrome拡張版では使用できません。
5.WebRTC
WebRTCとは、Web Real-Time Communicationの略で、JavaScript APIを通じて、ブラウザやモバイルアプリなどで、リアルタイムに音声やビデオ通話ができる仕組みを提供するためのものです。
WebRTCでは、リアルタイム通信時にIPアドレス情報が公開される可能性がありますが、本機能をONにしていると、こちらのIPアドレスや位置情報を隠ぺいしてくれます。
3.ブラウザ拡張(Chrome/Firefox/Edge) アプリの設定
アプリの設定では、Windows版同様、以下の設定ができます:
- 状況:ダークモード、ライトモードなどの見た目の設定
- 言語:英語、日本語など、Surfsharkアプリ内で使用する言語
なお、「状況」の「ブラウザをフォローする」は、ダークモード・ライトモードを「ブラウザの設定に合わせる」設定となります。
4.ブラウザ拡張(Chrome/Firefox/Edge) マイアカウント
マイアカウントでは、Windows版同様、以下の設定ができます:
- ログインコードを入力してログイン
- ログアウト
- パスワードの変更
- 現在のサブスクリプション情報
通知センターの設定やアカウント削除の設定は、ブラウザ拡張版にはありません。
5.ブラウザ拡張(Chrome/Firefox/Edge) ヘルプを入手する
ブラウザ拡張版には、Windows版同様、ヘルプを表示する機能があります。
「ガイドを閲覧する」ボタンか「今すぐヘルプを表示する」を選択すると、ヘルプセンターが表示されます。
トラブルシューティングツールは、提供されていません。
Surfshark Chrome拡張版の主な設定個所は、以上となります。
Surfsharkの使い方(Windows版、スマホ版、ブラウザ拡張版 共通)
ここでは、Surfsharkの具体的な使い方を説明します。主に、Windows版Surfsharkの使い方を中心に説明します。
Surfsharkのデザイン(見た目)は、Windows版、ブラウザ拡張版で同じになる様に設計されています。スマホ版は、スマホに合わせた最適なデザインとなっています。
また、Surfsharkは、インストールできる台数が無制限のため、他のデバイスで簡単にログインできる様に工夫されています。詳細は「5.便利な機能(ログインコード)の使い方」を参照してください。
Surfshark Windows版は、スマホ版やChrome拡張機能と比較すると「機能数・設定内容」が多くあります。しかし、それでもシンプルで、使いやすい様に作られています。
1.VPN接続先の選択
Surfshark Windows版を起動後「クイックコネクト」ボタンを選択します。デフォルトの状態だと、日本国内にいる場合は、東京サーバに接続されます。
1.1. Surfshark Windows版初期画面
Surfshark Windows版初期画面から「クイックコネクト」ボタンを選択します。
1.2.クイックコネクト後
東京サーバに接続後の画面。これで世界中、どこにいても、東京からインターネットにアクセスしている様に見えます。
「一時停止する」ボタンを選択すると、5分間、10分間、2時間の一時停止時間を選択できます。選択した停止時間中は、通常のインターネット回線で接続します。一時停止時間を過ぎると、選択したロケーションに接続します。
2.VPN接続先の選択(「VPNロケーション」ウィンドウ詳細)
SurfsharkはVPNプロバイダとして、「ロケーション」「静的IP」「MultiHop」の3機能を提供しています。
それぞれの機能の詳細を説明します。
「ロケーション」タブ
「ロケーション」タブでは、インターネットに接続するVPNサーバのロケーションを選択できます。インターネットへは、選んだロケーションから接続します。
「ロケーション」タブでは、接続する国以外にも「最速のロケーション」や「最も近い国」を自動で判別→接続する機能も提供されています。
日本国内から「最速のロケーション」を選択した場合は、「東京」が選択されます。
また、同じく日本国内から「最も近い国」を選択した場合は、「韓国(ソウル)」が選択されます。
また、ロケーションの「☆マーク」を選択すると、お気に入りに該当の国を登録できます。素早く該当の国のVPNサーバに接続したい場合に便利な機能です。
「静的IP」タブ
「静的IP」では、一覧にあるVPNサーバを選択すると、常に同じIPでインターネットに接続できます。「ロケーション」でVPN接続した後、アクセスしたいサイトにアクセスできない場合は、「静的IP」を試してください。
「ロケーション」同様、お気に入り登録機能も提供されています。
「MultiHop」タブ
「MultiHop」は、2台のVPNサーバを経由して、インターネットに接続します。DoubleVPNと呼ばれることもあります。2台のサーバは、個別に選択することはできず、予め決められたペアから選択します。
「ロケーション」「静的IP」同様、お気に入り登録機能も提供されています。
3.VPN接続
VPN接続先を選択すると、VPNに接続します。
VPN接続先としては、これまでに説明した「ロケーション」「静的IP」「MultiHop」の3機能から選択するか、「クイックコネクト」ボタンを選択します。接続方法は、どの機能も同じため、ここではロケーションから接続先を選ぶ手順を説明します。
3.1. Surfshark 画面(VPN接続前)
ここでは、ロケーションとして、「オーストラリア - シドニー」を選択します。
3.2. Surfshark (VPN接続後)
接続試行画面となった後、接続状態の画面となります。
3.3. Surfshark (VPN接続後の確認)
VPN接続中の状態でGoogleにアクセスすると、接続している大まかなロケーションが表示されます。ここを確認すると「オーストラリア - シドニー」からアクセスしていることが分かります。
4.VPN接続の解除
接続中画面の下にある「切断」「一時停止する」から、VPN接続を解除できます。
切断の場合は、VPN接続を完全に切断します。
一時停止の場合は、「5分間」「30分間」「2時間」の中からVPN接続を一時停止したい時間を選択します。指定した時間が経過した後、VPNへ再び接続します。
5.便利な機能(ログインコード)の使い方
Surfsharkは、どの端末でも簡単にログインできる様に、ログインコードという機能を提供しています。
ログインコードは、「ある端末に表示されているログインコード」を「他のログイン済端末」に入力すると、「ログインコードを表示している端末」にログインできる機能です。
ログインコードを活用すれば、どの端末にもID・パスワードなしで、すぐにログインできるため大変便利です。
ここでは、ログインコードを使用して、Chrome拡張版にログインする方法を以下に示します:
ブラウザ拡張版でコードを表示
ログイン前のブラウザ拡張版を開きます。
画面右下の「コードでログインする」ボタンを選択し、ログインコードを表示します。
5.1. Chrome拡張機能のSurfsharkを起動
画面右下の「コードでログインする」を選択します。
5.2. ログインコード表示
画面上にログインコードが開いた状態にしておきます。
ログインコードは、5分間有効です。次の手順を5分以内に行います(慣れれば5秒でできる作業です)。
スマホ版でログインコードを入力
スマホ版のSurfsharkを起動し、スマホ版の設定→マイアカウントを表示します。
「ログインコードを入力」を選択し、ログインコード入力画面を表示します。
ブラウザ拡張版に「表示されているログインコード(445F8G)」を入力すると、ブラウザ拡張版のログインが完了し、初期画面が表示されます。
5.2. マイアカウント画面へ
設定画面の「マイアカウント」を選択
5.3. ログインコード入力画面へ
「ログインコードを入力する」を選択
5.4. ログインコード入力
拡張機能に表示中のコード入力→「ログインする」を選択
ログイン成功
ログインに成功
Surfshark Chrome拡張版に無事ログインできました。
ログインコードを使えば、簡単に複数台の端末にログインできるため、有効活用しましょう!
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